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オプション取引の形態と損益の関係はコール・オプションの売買とプット・オプションの売買それぞれのページで詳しく述べました。そこでこれらの関係性をもう少し分かりやすく説明したいと思います。原資産の価格が行使価格と比べてどのように動けば利益が出るのが損失を被るのかを表にまとめました。
オプション取引における損益の関係性
コール・オプション | プット・オプション | |
---|---|---|
イン・ザ・マネー(利益) | 原資産価格>行使価格 | 原資産価格<行使価格 |
アット・ザ・マネー(利益ゼロ) | 原資産価格=行使価格 | 原資産価格=行使価格 |
アウト・オブ・ザ・マネー(損失) | 原資産価格<行使価格 | 原資産価格>行使価格 |
また、オプションの権利行使をしたときに利益が出る状態のことを「イン・ザ・マネー」、
利益がゼロの時を「アット・ザ・マネー」、
損失が発生する状態を「アウト・オブ・ザ・マネー」
とオプション用語では言いますので一応覚えておくと後で役立ちます。
コールオプションとプットオプションの損益グラフももう一度おさらいして頭に叩き込んでおくと、売買時にどのような損益の関係性を生むのかをイメージしやすくなります。売買時のリスクとリターンを詳しく知り、判断力に磨きをかけましょう。
コールオプションの売買の損益図

プットオプションの売買の損益図
