コールオプションの売買について詳しく説明します。

コール・オプションとは、為替の通貨ペアなどの原資産を買う権利のことで「ある日時に、ある価格でこの通貨ペアを買う権利」のことを言います。毎日の値幅が大きく、ストップに引っかかったりして取引しにくそうなので、積極的にポジションを立てにくい。そんな時にコールオプションの売買で収益を狙ってみます。

まずは、9月1日に米/ドル円の市場価格が100円の時、「10月1日に米ドル/円を100円で買う権利(コールオプション)」を30銭のオプション料(プレミアム)を支払って購入するというケースを売り手の関係と共に見ていきましょう。

コールオプションの買い手
「米ドル/円を100円で買う権利(コールオプション)」を30銭のオプション料を払って購入。
コールオプションの売り手
コールオプションを売り、30銭のオプション料を受け取った。



その後ドル円が上昇し、1ヶ月後の10月1日の時点で101円まで上がったとします。
買い手はオプションの満期日である10月1日に100円でロングできる権利を保有しているので1円の収益が出ます。そこから最初に支払ったオプション料(プレミアム)である30銭を引いて合計では70銭の利益が出ることになります。

コールオプションの買い手
米ドル/円を100円で買う権利を持っているので1円の利益。最初に払ったオプション料の30銭を引いた70銭が利益となる。
コールオプションの売り手
100円で売らなくてはならないので1円の損失が発生。最初にオプション料の30銭を受け取っていたのでトータルで70銭の損失



予想に反して円高が進み、10月1日に99円になってしまった場合、権利を行使せずに放棄します。そうすることで最初に支払ったオプション料の30銭だけが損失となります。

コールオプションの買い手
米ドル/円を100円で買う権利を持っているが、権利を行使しても意味がありません。最初に払ったオプション料の30銭が損失となります。
コールオプションの売り手
売ったオプションの価値がゼロになった。最初にオプション料の30銭を受け取っていたのでトータルで30銭の利益

上記のケース1の例では、コールオプションの買い手が10月1日の満期日に権利行使をしていますが、満期日以前の途中でもオプションの価格が上がったときに転売することもできます。つまり、オプションの買い手は「損失限定、利益無制限」という大きなメリットを得られることになります。
一方、オプションの売り手は「利益限定、損失無制限」の可能性があります。オプションの売り手はメリットがあまり無いように思えますが、収益を上げられる確率が高いというのがミソです。売り手も途中でオプションを買い戻すことによって損益を確定することができます。
当ページで紹介したコールオプション売買の満期日における損益グラフを表すと下図のようになります(買い手の損益分岐点は100円30銭)。

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